
(左から)バルトロメオ アライヤ エリカ ゼリアナ ミルフィス キュベレイ
ゼリアナ「チェイン持ったミニチュアってこれだけかい!」
DM「うん。イメージに近いモノで我慢してね」
アライヤ「じゃあウルフガーにするか。これ金髪女に見えなくもないし」
プレイヤー諸氏がミニチュア選んでる隙に、DMはシナリオデータと格闘。
ゲシュタルト6人がPC4人推奨シナリオに挑む以上、脅威度と頭数を増やして、
ああそうだ、武技取ってるPCがいるならフッフッフ……と一人、悪だくみ。
DM「今回の舞台は、ニロンド王国です。
この国は、秩序にして善なリンワードI世によって統治されていますが、
度重なる戦争で国土は荒廃し、飢饉や暴動が絶えません。
街道が寸断されたため、孤立した地域は国の庇護を受けられず、
そのような地域には山賊やモンスターがうようよしてます」
DM「さて皆さんが訪れるのは、そんな孤立地域のひとつエルシア谷です。
皆さんは、すでにパーティを組み、前回の探索で一枚の地図を入手しました。
そこにはエルシア谷にあるヴラース砦が描かれ、宝物の存在も記されてます」
ゼリアナ「なるほど、我々はお宝の匂いに惹かれてやって来たと」
キュベレイ「いや私は純粋に武道を極める武者修行中の身です」
ゼリアナ「修行するにも金が必要だし、武道を極めるには経験点が必要だぜ」
バルトロメオ「それよりリーダーを決めましょうか。魅力が一番高いのは?」
エリカ「あ、私かな?」
アライヤ「じゃあ乙女騎士がリーダーに決定だな」
エリカ「でも私、交渉とか取ってないですよ。威圧は高いけど」
アライヤ「高圧的な乙女騎士!いやそれはそれで(笑)」
ミルフィス「交渉役は私がやりますよん」
バルトロメオ「まあ絵的にも映えるので、エリカさんにリーダーをお願いしましょう」
DM「じゃあ第一章・魔女の森を始めます。日付は収穫月1日……」
キュベレイ「ん?わざわざ日付を言うのって何かありそう!」
うららかな秋の午後、一行はヴラース砦に向かうため、
エルシア河の渡し場ドレリンへと歩いていた。しかし……
DM「全員、<視認>判定……成功したね。道の両側に何か出現。
奇襲は受けない。<知識:地域>も判定してくれる?」
バルトロメオ「私が一番高いですね。18」
DM「OK。君たちを待ち伏せてたのは、ホブゴブリンの一団だ!」
キュベレイ「よし、PP6払って増幅バイオフィードバック!ダメ減3/-を得ます!」
ミルフィス「私は上級オーラ張って皆さんにAC+1、
マス・エイドで皆さんに攻撃+1と一時的hp+9……でイイですか?イイですか?」
(↑大切な事は2回訊くらしい)
各PCが戦闘準備を整えるうち、ホブゴブリン達が接近。
キュベレイ「ザコに機会攻撃!命中!ダメージ7!……え、死なない?」
DM「4版とは違うのだよ、4版とは!」
ホブゴブリンの半数は、森に隠れて射撃を開始し、
残る半数は、最後尾のバルトロメオに襲いかかった。
バルトロメオ「まずいですね、2回斬られてhp半減です」
ミルフィス「す、すみませーん、機会攻撃外してバルさんを守れなくてー」
バルトロメオ「殺虫剤ですか私は。ではスリープ発動。眠れ良い子よ~」
バルトロメオは敵2体を眠らせ、前線ではエリカがヘルハウンドを倒した。
エリカ「やりました!でもまだまだ敵はいますね」
DM「うん。そして前進した君に向かって、新たな敵が近づいてきた。
そこの貴様、俺と戦う勇気はあるか?(カンペそのまま)」
エリカ「あ、強そう!もしかしてリーダーかな?」
DM「さらに<聞き耳>判定……森の奥から無数の足音が聞こえる」

現れたのは、指揮官と副官らしきホブゴブリン、そして9体の第二波。
しかも副官ホブゴブリンは、何やら巻物を起動している。
ゼリアナ「畜生、邪魔したいけど、ここ移動困難地形だからなー」
エリカ「私、敵の指揮官に決闘を申し込みたいです!条件合ってます?」
DM「合ってる。相手は、君の言葉も分かるし、脅威度も高い」
エリカ「じゃあ行きます!騎士道とは死ぬ事と見つけたりですよ!」
乙女騎士の挑戦を受けた指揮官ホブゴブリンは、果敢に接近してきた。
DM「機会攻撃は避けたぞ。じゃあ構えはHolocaust Cloakで」
エリカ「は???」
DM「攻撃命中。ダメージ8+火5。さらに武技Flashing Sunで追加攻撃。
これも命中。さらにダメージ9+火5。合わせて27ダメージ」
アライヤ「ちょっと待て、そいつ武技持ちかよ!」
DM「ソードセイジ6ですが何か問題でも?(笑)」
目には目を。武技持ちには武技持ちを。これがDMの強化策。
また副官ホブゴブリンは、巻物からヘルハウンドを召喚し、エリカを挟撃した。
ミルフィス「私、エリカちゃんの後ろまで飛んでキュアかけます!」
エリカ「ありがとー!」
DM「ちっ。ラプトランには移動困難地形も無問題ですな」
だがソードセイジ・ホブゴブリンも、副官(クレリック)によって回復呪文を受けた。
ゼリアナ「邪魔な副官に足払い!よしっ、成功!」
バルトロメオ「射線通りますね。では副官に怪光線……おお倒した!」
残るザコ・ホブゴブリンも次々倒され、後はリーダー同士の一騎打ちのみ。
エリカ「5'ステップで下がって攻撃……あ、クリティカル!ダメージは22!」
DM「……の3倍だからダメージ66?それは無理。死んだー」
アライヤ「おー、乙女騎士様が名誉ある戦いを制したぞ(笑)」
かくして一行は、眠らせたホブゴブリン2体を捕虜としたうえ、戦利品も獲得。
アライヤ「さて、なぜ我々を襲ったか吐いてもらおうか(指をボキボキ)」
ホブゴブA「お前みたいな年寄りに聞かせる話は無いホブゴブ」
ホブゴブB「お前みたいな年寄りに話すぐらいなら死ぬホブゴブ」
アライヤ「今が旬のアラフォーを舐めんなよ!」
ゼリアナ「バルさん、チャーム・パースンは?」
バルトロメオ「すみません、今日は準備してないので明日以降で」
エリカ「じゃあ、このまま渡し場まで連行しましょうか」
やがて一行は、渡し場の街ドレリンに近づき、街の番兵に誰何された。
番兵「待たれい!この街にホブゴブリンを連れて何用か!」
ミルフィス「ペイロアの神に誓って怪しい者ではございません」
エリカ「ええとですね、この辺りを荒らす者を捕まえたので……」
次回「Part.5」に続く。